浪費・消費・投資
未病とは病には至っていないが、健康から離れつつある状態の事を言います。
経営のお金にとって健康であると言える状態があるとして
お金の使い方でよく言われることは
消費(生きていく上で必要なお金の使い方):家賃、水道光熱費
浪費(生きていく上で必ずしも必要ではないが精神衛生上(ストレス解消)必要なお金の使い方):交際費
投資(お金が増えるようなお金の使い方):設備投資、新聞図書費
です。
浪費が多くなると経営が苦しくなります。
これをストップできるのは概ね社長だけですが
その社長が浪費の先頭を走っていると止めようがありません。
さらにいえば、社長自身が浪費ではなく投資、と考えていると
なおさら、たちが悪いです。
浪費に繋がりやすいお金の稼ぎ方
ある程度食えるようになると
浪費に走る経営者と
さらに(客観的にみても)投資に走る経営者で
何が違うのだろうと考えました。
仮説の一つとして考えたのが
食えるようになったその過程に於いて
ライスワークであったか
ライフワークであったか
の違いを考えました。
ライスワーク、食べるために仕事をしていた場合
別で趣味や好きなことをする時間を確保する必要があります。
それが浪費に繋がりやすいのではないでしょうか。
ライフワーク、なぜかどうしてもやってしまう自分自身興味が付きない仕事をしていた場合
その仕事に終わりはなく興味も付きないのでその仕事が増えるように望みます。
そして、特にストレスがたまらないので仕事以外でストレス解消行動する必要がないです。
ではどうするか
・ライスワークをライフワークにする
仕事のこの部分が実は好きだった、この業務はいくらやっても疲れない、楽しいという部分を見つけて
あとは機械か人に任せてしまう方法です。
ビジョン策定などをしているときに社長の選好が見つけやすいです。
結果的に経費(消費と投資)が増えるかもしれませんが、売上が増えてと浪費が減るので利益は増えます。
・ライスワークを効率化してライフワークを長くする
ライスワーク全体が楽しくない場合はあるでしょう。
その時は徹底的に効率化して、余暇の時間を増やせば問題ないです。
極端な話、1日1時間で仕事が終わることが理想です。あとは好きなことをしましょう。
・好きなことがわからない
そういうときは、昔やりたかったけどあきらめた何か、を思い出しましょう。
一つ一つやってみるうちに今からでもやってみたいものが見つかるかもしれません。
私にとって今はトライアスロン(お金は入ってきませんが)や執筆業がそうです。
会計事務所業務はライスワークの面とライフワークの面両方ありますね。
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