税理士が中間生産物として使うAIパートナーNotebookLM

NotebookLMの良さはソースにないことについては、「ない」と答えるところです。

今回法人税金と個人税金の最も低い金額などを質問してみました。

[中小企業で法人所得300万円、役員報酬はこれから定める会社があります。役員は協会けんぽに加入しています。
役員報酬はいくらであるときに最も法人税額等と所得税住民税、社会保険料が最安でしょうか。」

目次

ChatGPTなら質問を磨く

「結論(ざっくり)
「税金+社会保険」の総負担は、役員報酬を払わずに(0円)法人利益として課税された方が最も小さくなります。

所得300万円に対する法人税等だけで 約60万円。

報酬を出し始めると、法人税は減るものの 社会保険が労使合計で約30% 乗ってしまい、節税効果を上回ります。」

そうですかね。他の場合はどうでしたかと思ったりはします。

質問しただけで回答は返してくれます。

しかし、質問した回答として「?」となる回答も良くあります。それはAIが適当な答えをしているという側面と質問者側が適切に質問しきれていないという側面があります。

なのでちまたの書籍では質問力を磨こうという書籍が多くあります。

そして、単純に向き不向きの問題かなと考えていますが、私は質問を3行以上書きたくないです。

あなたは、〇〇の〇〇です。という役割を与える文章すら気が重いです。

NotebookLMならソースを磨く

「試算結果の比較

役員報酬(月額)役員報酬(年額)法人側費用合計役員個人側費用合計総費用合計
ゼロゼロ617,000円0円617,000円
8.8万円105.6万円388,634円153,476円542,110円
10万円120万円358,147円176,017円534,164円
10.7万円128.4万円339,327円201,612円540,939円

結論

上記のシミュレーションによると、役員報酬を**月額10万円(年額120万円)**に設定した場合に、法人税額等、所得税住民税、社会保険料の合計が最も安くなる可能性が高いことが示されました。この金額設定では、役員個人の所得税が非常に低く抑えられ、法人に残る所得も適度に減少し、全体の税・社会保険料負担が最適化される傾向が見られます。」

個人的には大体良い気はします。ひとり会社においては。また法人所得が変わってきたら変わるでしょうが。

(ちなみになぜか法人県民税の均等割はカウントされませんでしたが埋没コストなので無視しました)

ソースに

  • 制度の概要
  • 計算方法
  • 税率

これらを指定することでシミュレーションが行えます。質問で不足している前提条件はAI側で補ってくれます(40歳以上かどうか等)。

NotebookLMの良さはソースにないことについては、「ない」と答えるところです。

「ない」と判断した場合は、そのまま回答を中断するか、「ない」ことを指摘したうえで一般的にはこうなのでその条件のもと推論しましたと回答するかです。

その場合の「こういったものがない」ために推測が不十分であることを指摘してくれます。

ソースを付け足すことによる回答の変化に気づけることが私は「楽しい」と感じるので

NotebookLMを気に入っている次第です。

また、これらの回答が整ってきたら、このソースを基にシミュレーションの精度を上げたお手製のEXCEL製作に向かっていってもいいですね。

{編集後記}

昨日の

  • トレーニング:ジョグ 36分
  • 夕飯:鶏ささみのソテー(叩いて、塩コショウ片面、小麦粉両面)レタス
  • 昼飯:ピザ

 

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