年末迫る肌寒い季節、年末調整の書類を見ることも相まって節税に関する質問が来ます。節税に関して何が適するかは状況や人によると考えます。最近の私の考えを書いてみます。
節税
節税は基本的にはお金が減る行為、使えるお金が現在において制限される行為です。
例えば、iDeCoは掛け金や運用益が控除、非課税とはなりますが、60歳まで引き出すことができません。
とすると、サラリーマンであれば、給料から生活費を引いた余ったお金で老後のために貯金に回すところを一部充ててもいいですね。個人事業主で言えばパートナーの給与、専従者給与がその考えに近いので良いかもしれません。
ただ、事業をしているうえで、自分が今どのステージにいるかで結論は変わってくると考えてます。
ステージ
開業期:基本赤字 所得に関する税が発生しにくい⇒節税要素なし
成長期:黒字 所得に関する税が発生してきているが、人にも設備にもお金が必要⇒ 節税?
安定期:長期的に安定した所得 安定的に所得に関する税が発生、投資も少ない⇒節税要素あり
衰退期:収支トントン 所得に関する税が少ない又は積立したものの解約時期 ⇒退職金が強いて節税要素
安定期の方で節税するのは賛成です。ただ、成長期の方に節税するのは、設備や人に投資が少ない専門職等であればまだしも、投資がまだまだ必要な方に節税はいかがでしょう。資金不足にならないでしょうか。
銀行借り入れが性に合うのであれば良いのですが、借り入れしてまで。。という考えもあります。
後、意外と住宅ローン控除や他の控除で所得や税金は意外と減少してます。
例えば、所得で8百万円ある方が節税を考えるよりも、事業に投資して経費にしながら、所得が2千万円を超えるような行動を優先したほうが良いかな。。と考えます。今の時間の使い方が上手くなるような投資や健康に対する投資もしてほしいですね。
そして事業が安定してきたら、又はその前くらいに老後資金を備えるというのはとても良いと思うので
またそのとき私がいたらお声掛けしますよ。
昨日の
運動:オフ
夕食:にしめ
昼飯:すき焼き
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