目次
すべての値段が上がれば
売上1000:材料費100:人件費200:その他200→利益500
インフレによりすべての値段が倍に上がったとすれば(数量一定)
売上2000:材料費200:人件費400:その他400→利益1000
となるはずです。
利益が500から1000になって倍増しています。
個人事業主であれば、利益を所得と読み替えてもらっても良いでしょう。
利益が倍増して、やったなとなるかといえばそうでもなく
利益が倍増して、今までと同じ生活ができる稼ぎ、ということになります。
なにせ、すべての値段が上がっているわけなので。
意外とそうはならない
では実際のところすべての値段が上がるかと言えばそうでもないです。
とくに売上のところは悩ましいです。
単純に値段を上げれば、「他の同じサービスで安いところを探す」という話になったりするのが恐くて
値上げして欲しいとは言いにくい面もあります。
あと、単純にインフレに慣れていないということもあります。
「先月上がったのにまた値上げ?」とは誰しも言われたくないし、やりたくも有りません。
嫌われたくない、という気持ちですかね。
とは言え、そうしないとサービスが継続できるのか疑問になる、
自社の強みが薄まり、他と同じようなサービスになる方が怖いと考えて、必要な値上げについては伝えていきましょう。
値上げ出来ないところはどうしたら良いか
特に医療・福祉の業界は保険請求なので、価格を上げる下げるは自費以外出来ません。
なので保険請求が中心の事業所はやれることが限られてます。
収入を増やす(利用者を増やす)自費メニューを作る
経費を減らす(とはいっても必要なものを買わないわけには行かない)
残業を減らす(変わりにITを利用して効率化)
手取りを減らす(買わないものを決める)
{編集後記}
昨日の
- トレーニング:オフ
- 夕飯:茄子と挽肉の味噌炒め
- 昼飯:大人、子供 pan cafe こむぎとまめ ハンバーガー
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