色分け
靴下の色分けによって、収納する人が別の人でも、自分じゃない人でも、片付けることができます。
最初、私は全部黒にしていました。ビジネスもプライベートもです。同じ種類のものを使っていましたが、ある時、スポーツにおいて黒い靴下が使いにくい時がありました。それは別に色とかではなくて、厚さとかそういったものです。よく動くので、消耗が激しくなりがちです。
じゃあどうしようかなと思った時に、短い丈の灰色の靴下みたいなのがあったら片付けやすいかなと思ったわけです。黒い色で同じものだった時は、家族で似たような靴下を使っているので、そっちと間違えられる可能性があったわけです。灰色は誰も使っている色ではなかったので、灰色にしてみました。
そう考えてみると、自分だけの色っていうのは価値があるのかもしれません。単なる色違いなだけなんですけども、他の人から見たらみんな同じ色に見えるかもしれないですが、明らかに違う色というものを自分に割り当てるといいでしょうね。
やおい
やおいといえば私、ということで、ご指名をいただいたことがあります。
この職業をしていると、ルールと言いますか、規定を説明するべき立場なので、あまりにも自由にいろんなことを決められてしまうと、一言言いたくなることも私もあります。
ただ、お客さんの中でも、理由なしにそのようにしているというわけでもなく、何かしらの理屈があって、そうしたいという話であったりします。なので、一度まあ聞いてみるのは、「なぜそういうふうにしてみたくなったのですか?」というふうに伺ってみます。その中に、「それをすると、こういうリスクがあります」とか、「確かにそういうメリットがあるかもしれませんが、こういうデメリットもあります」、「それも踏まえて決めていただけるといいのではないかなと思います」というふうにお伝えします。
まあ結果、やおすぎて決まらないということもありますが、でもそれは一つの色合いということでいいのかな?と考えてます。
ベタ
もう一つ意識しているのは「ベタ」というところです。定番を用意することで、自分にとっても相手にとっても、戻るべき土台のようなものがある。これを大事にしています。
自分の仕事で言えば「数字」ということになるのですが、その数字から結局のところ、どのように自分たちは動いていくべきなのか? というところをお話ししていきます。
それが人によっては、「今は採用をする段階だよね」という話になったりもするし、「今は売上を増やすためにどんなことができますかね?」という話になったりします。
と、まあ、結論は分かれてきます。どれも大事といえば大事なのですが、クライアントによって思考の癖というか、こっちの考えに寄りがち、というものがあったりするんですよね。
で、その「寄り」は偏りなので、調子がよかったらそのままでもいいんですけど、「どうもそういうふうに見受けられない」と考えた時には――だいたい、お金と時間と健康のバランスを考えた時に――今、ちょっとお金を重視しすぎて働きすぎじゃないですか? とか、結果、健康は大丈夫ですか? といった話をします。
お金がちょっと増えた分だけ、それに少しでも自分の時間が増えるように投資をした方がいいんじゃないでしょうか、などの提案もします。
そういった話をしてみて、相手が考えついていない方向性だったり、「あと少しだけその方向で動いたらとても良くなるんじゃないか?」ということを伝えるようにしています。
そして、その思考の癖というのは、だいたいあまり変わらなかったりもするので、それが「ベタ」になって、こうなっていませんか? という繰り返しをお伝えするような内容になったりします。
で、だいたいやっているものもあったり、できていなかったりするところがあるので、できるところはそのまま続けていただいて、できていないところはまた繰り返しお伝えする、ということにしています。
{編集後記}
昨日の
- トレーニング:レンタサイクル
- 夕飯:ハンバーグ
- 昼飯:サラダボウル
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