独立における営業戦略

目次

なぜ

仕事の入り口が営業だから

  • 入り口を考えないと思うような仕事は来ない

会計事務所的な職業選択した方は基本的には営業しなくても良いと考えてこの仕事に就いた方が多いのではないでしょうか。

私もその一人です。

その割には資格をとったら独立するぞ!と勉強していたのだから不思議です。

独立したら営業はしなければならないことです。勝手に仕事は増えません。

ですがこの仕事は営業についてとてもいい面があります。

それは、貢献しながら提案できることです。

例えば、要件を満たせば、青色申告特別控除65万円をとることができます。

小規模企業共済に加入すれば控除が最大年間84万円とることができます。

経営者の方がなかなか調べきることができないことを提案して喜んでもらえることができます。

もちろん中には、「それ全部知ってるよ」という方もいらっしゃいますが、全く気にする必要ありません。知っていることと実際にやることは全く違うからです。そして、意外と「全部やっているよ」という方は他の悩みが強かったりしたりします。

•  その仕事をやるのは自分、だから真剣に考える

独立したら頂いた仕事をするのは基本的に自分です。

仮に自分以外の人がやるにしてもちゃんと管理しないと質が下がります。

嫌な仕事に囲まれて日々を過ごしていたら毎日が嫌になってしまいます。

そしてある日突然失踪したという話も又聞き程度には聞いたことがあります。

そうならないために、営業を真剣に考える必要があります。

しないこと

できることから逆算しない

  • 今、勉強していて挑戦的な仕事がクルように

多少やったことない分野でも何かしら調べたりできる世の中です。

日々のインプットが仕事になるような流れを逆算で作れるように意識していきます。

それはこのブログに限らず、誰かと直接話しをする場面でも、「最近よく勉強しているのは〜」という話をして見たりします。様々な職種の方で。

なぜかというと、その仕事の関心を持つ人が自分の周りの方の中で誰が興味関心を持っているかわからないからです。意外とこの人かなということが外れることはよくあります。

•  最近で言えば歯科開業支援がそれにあたる

歯科開業支援は私はもちろん開業するまで、開業してからも実務としてやったことはありませんでした。ただ、機会があればやってみたいことではありましたし、歯科クライアントがいる状況の中でクライアント理解の一環の意味合いもあり、歯科の開業本をけっこう読んでいました。

その後縁あって歯科の開業支援を実施する機会があり、歯科経営の企画段階から支援することができました。

歯科開業本の話もその経験があるうえでの流れだったので、やってみるかとなりました。

開業支援業務をやる前のときの自分が読んで参考になる本になるように意識したつもりです。

開業前のドクターの参考になることはもちろんですが。

交流会にいかない

  • 仕事になった試しはない

おそらく交流会に向いている仕事のタイプというものがあります。

それは、単発で割とサクッと終わる業務です。誤解を恐れずに言えば。

そういった仕事であれば、広く浅くいろんな人とつながった方が案件になる確率が高いので、むしろ交流会に積極的に行くべきでしょう。

私は、長く深く関わるタイプです。

開業してから2年ぐらい交流会に顔を出していましたが、そこから顧問契約はゼロでした。

努力が足りない云々の前に、努力の方向性が違ったかと今は認識しています。

向いていないと判断することに2年かかったのは反省です。

すること

人の紹介で会うときはその人が私の業務をわかっているかを考える

  • ミスマッチが多い

紹介してくださっている方が善意で行動してくださっているのはすごく感謝してます。

ただ、その方が私の仕事の仕方や料金について先方に伝えているかはわかりません。

むしろ伝えていないことの方が多いでしょう。

その場合、コミュニケーションのやり方は多い方が、そして料金は低い方が喜ばれるでしょう。

ただ、私のスタイルで言えばそれは向いておらず、むしろ規模の大きい会計事務所が向いている仕事です。これは心の底からそう思います。

大きい会計事務所は規模の経済も働いて、料金設定を低くしやすく、業務管理がしっかりなされていればサービスの質も確保できています。

ただ、中には複数の要素が絡み合った相続案件だったり、単に帳簿作成、申告を代わりにするだけでなく、資金繰りだったり経営の相談にのって欲しい方が少数派ですがいらっしゃいます。

そういった方は、私のお客様になっていただけることがあります。

ホームページとブログを作成して人柄を知ってもらう

  • 調べるならまずスマホだから

なにか調べ物をするときに何を使うでしょうか。

タウンページや看板を見てということも多いとは思いますが、

最も多いのはスマホで検索です。スマホはほぼ全国民が持っているからです。

パソコンよりも多いはずです。

なので何か困ったことや依頼したいことがある方で、何か私の仕事に関係あることで役立つことができるのであれば、それはネット上で見れるようにしています。

紙媒体や看板は広告宣伝費が月額で結構かかりますがホームページはドメイン取得と自分で時間をかければ年間1万円程度で自分の広告をすることができます。

また、ネットを介して私のところにたどり着く方はITのリテラシーが高いまたはかなりリサーチ力が高い方でした。基本的にITツールに理解がある方々なので、その後のお付き合いも継続しやすい状況になりやすくなっています。


 

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