比較としてのファストフード
より早く、より安く、より美味しい。
外食チェーンが提供する食事は食材、調理、注文、片付けまで考え抜かれており
美味しい料理を安く、そして30分以内に食事を済ませることが出来ます。
子供も食べやすいメニューがあり、それなりには食べてくれます。
それで浮いた時間を仕事だったり、趣味に時間を使わせてくれます。
これに対して、スローな概念でいうと
食事自体にもっと、時間をかけるべきではないですかという問題提起です。
・何を作るか考える
・材料を買う
・調理する
・食べる
これら一連の流れは最低でも2時間かけていいんじゃないですか。
この辺り、は筑紫哲也さんの「スローライフのすすめ」から影響を受けました。
正直に言うと
我が家は外食やスーパーのお惣菜が多いです。
もう作っている暇とか余裕がないです。小さい子供を育てていると特に。
保育園に預けていてもです。
仕事の波に加えて、保育園の準備、お迎え、片付けもそれなりに時間がかかったり、すんなりいかなかったりしますので。
なのですが、だんだんと食事がマンネリになってきていたり
大人はまだいいんですよ、大人は。
子供が食事に飽きているのがわかります、なんとなく。
で、割とすぐ甘いお菓子やヨーグルトに流れていきます。
なんか、このままだと甘いものしか食べない子になってしまうのではという危機感から
第一歩として
自炊。父親が。今までごくたまにしか作っていません。
母親も料理しますが、毎日ではないです。
母親も色々とあるので疲れたり、飽きたりしてます。
そんな時に父親の料理。
母親と父親は元は他人同士。
同じものを作ってもなんとなく味は変わります。
理想は週3日分作ることですが、欲張らずに週1回1食分。
今回は日曜日の夕食。
ちょうど、地元の文化センターでファミリーで楽しめる音楽会があったので
妻と子供が聴いている間に
図書館で料理本を借りました。
「缶詰で 男のもっとええ加減料理」というええ感じの本を借りました。
今日は、ドライカレーと人参ひじきの炒め物
原価
ひき肉合挽 580円(本ではコンビーフでしたが冷蔵庫にあったので)
ジャガイモ 2個 100円
玉ねぎ 2個 100円
ごはん 1.5合 100円
カレー粉 (1個400円) 100円分使用
→ドライカレー 約1000円 (4人分)
人参 1本 30円
ひじきの缶詰 130円
酒 大さじ一杯
醤油 大さじ1杯
和風顆粒だし 1個を半分
砂糖 大さじ1杯
→人参とひじきの炒め物 200円ぐらい(4人分)
合計金額1200円
外食をすると安くても3000円ぐらいするので
外食に比べて半分くらいお財布にやさしいです。
一人頭300円ぐらいの夕食。
時間
買い物に45分
料理に45分
食べるの30分
片付けに30分
食べるの除いても合計2時間
時給を1000円とみても
2000円です。
人件費を加味するとトントン、下手すると赤字になってしまいます。
この辺りがいかにも会計士・税理士っぽいですが。
数字にこだわらない。うまいかどうか、楽しいかどうか。
それが今回一番大事なところです。
うまいかどうか
うまかったです。
ちょっとドライカレーはカレー粉入れすぎたかなという辛さでしたが。
卵黄を入れたらマイルド&うまみが追加されてよかったです。
子供も下の子は美味しいねって言って食べてくれました。
上の子も最初は卵黄入れずに食べたいということで
チャレンジしましたが、辛いということで
卵黄入れて食べ始めたら食べてくれました。美味しいとは言ってくれました。
ひじきの方は、下の子は甘めの味付けが気に入ったのかパクパク食べてくれました。
上の子は、和風の味付けというか匂い?がダメなのか、食わず嫌い。
結局、フルーツ入りヨーグルトを食べました。まあ、食べないよりはいいですが。
うーん、悩ましいです。同じもの食べてくれたら楽なのに。
まあ、この状況を知れただけでも良しとします。
次回は上の子が和風が苦手そうだから洋風の料理をしてみます。
{今日の新しいこと}
ドライカレーと人参、ひじきの炒め物調理
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