クライアントに伺うときに、駐車場とっておきますから、(今考えると停めてもらえれば、だったかもしれません)
と言われ、入口近くの駐車場にわざわざカラーコーンを置いてくださっていて
私のためにとってくれていたのだなと考えて
カラーコーンを避けて車を停めようとしたら、そこは駐車場として利用しないでほしい
と、警備員さんに言われました。
え、そうなんですか。分かりました。
結局、空いていたところに駐車して
少しドキドキしましたが、事なきを得ました。
今回はこのカラーコーンのお話、というよりも
ルール設定による見え方の違いについて書いてみました。
設定する側
設定する側からすると、今回の件は
まさかカラーコーンをどけてまで
車を停めようとする人を想定していなかったでしょう。
自分で書いておきながら恥ずかしくなってきましたが、おそらくそうです。
設定する側の意図としては
駐車禁止、だったわけです。
利用する側
今回私の聞き違いもあったのでしょうが
私は、「わざわざ私用に駐車場をよういしてくれているために、カラーコーンを置いてくれている」
そのように解釈しました。
なので嬉々としてカラーコーンをどけて、駐車しようとしたわけです。
会計ルール
最近、似たような話で貸倒引当金の議論というか話がありました。
それはルール上は、顧客の債権が期末から1年以上滞留している場合は引当金計上しましょうという設定です。
ルールとしては、文字通り期末から、1年以上滞留している、債権金額を個別引当金計上する意図で設定しています。
ただ、実際に請求や入金している方からすると、
1年以上滞留している顧客の中には、連絡も取れて
少額ながらも入金している顧客もおり、
支払いが完全にないわけではないから引当金計上しないという判断をしています。
しかし、一気に支払いしてくれる可能性とはべつに、その状態が続いて滞留債権は増える一方、という可能性もあるわけです。
どちらが良いものでしょうか。
判断の余地を残すのもルールとしては良いかもしれません。
もし、絶対に、ということであれば、判断の余地なく
先程のカラーコーンの例で言えば、駐車禁止と四面に貼ってもらえれば私は駐車しようとしなかったかもしれません。
いや、それでももしかしたら。。
{編集後記}今日は畑に言って、人参とネギを植えて来ました。雑草が凄いですが
掘り返して、種を筋蒔きしてきました。一つでも目が出ると良いですね。
さつまいもとじゃがいもが順調そうです。カボチャは。。
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