歯科経営を行っていく上で規模の拡大を目指されていくドクターであれば、分院展開も視野に入って来ます。
その際に私がよく伺うのは以下の2点です。
事前の相談ーそもそも分院展開するべきかどうかー
私はこの疑問に対して答えを提示することは出来ません。
分院展開しないのもするのも自由です。
私の事業で言えば、規模の拡大を目指しておらず、強いて言えば影響力の拡大をじんわりと目指していますので
私がドクターであれば分院展開以外の貢献の仕方をとります。
例えば、ブログをしてみたり、You Tube、書籍、セミナーといったところで自分でできることです。
一方で、開業して何年か経って、今の診療所が手狭であったり、その地域において診るべき患者がたくさんいるのに、提供体制が整っていない、という点が気になっているところに、
「テナント募集」「今度診療所を辞めようと思うのだが引き継いでくれないか」といった偶然も重なれば
もう一つ診療所をやってみようと考えるのは自然なことです。
分院展開を考える上で最大の悩みとしては、人材のマネジメントにつきると考えます。
人を雇用して、気持ちよく働いてもらうことを苦労と感じない方は向いています。
反対に、マネジメントを面倒臭いと感じる方は向いていないと考えます。
もう少し具体的に言えば、毎年新卒採用を行っているイメージです。
退職者も毎年発生するようになったりしますので、このような状況になったりします。
事後の相談ー分院展開したのだけれどー
分院展開は既にしているのだが
例えば、A診療所は忙しいけど、B診療所は程々の忙しさという状況があり
スタッフがAからBに行ってまたA戻ったときに仕事がこなせなくなっているという現象が起きるということがあります。
これが割とどんな方でもそうなるようです。
これの対応策として現在検討しているのがシフトを4チームに分けて、
A診療所とB診療所に勤務することを一定期間で一斉にチェンジするというものです。
実験的ではありますが、こういった試みをしつつ少しでもいい結果になるようにマネジメントを実施されています。
まとめ
分院展開について事前と事後の相談で伺うことについて書いてみました。何かの参考になれば幸いです。
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