昨日は会計大学院時代の先生が広島に来られるということで
広島市内でランチしました。
大分広島慣れしている先生なので定番のお好み焼きではなく、体にいいオーガニックカフェにお誘いしました。
その話題の中で、2024年の公認会計士試験短答式試験の合格点知ってる?という話で驚いたという内容です。
78%
私が、私のときが71%だったので70%ぐらいですかね、と答えると
とんでもない、今78%だよ、ということでした。
私は思わず「78ですか!」とオウム返ししてしまいました。
公認会計士試験短答式試験は500点満点なのですが、総点数の〇〇%以上を取得した者を合格とする、と表現するので、得点比率で表現してます。
78%だと、一問大体5点なので、4科目においてあと2問正解していないと、当時の私では合格しなかったことになります。
結構、いやかなり厳しいです。
背景
受験者の増加があるようです。
つい5年前までは短答式試験の年間受験者2万人いかないぐらいだったのですが
最近は3万人を超えて来ています。
令和6年 願書提出者16,678人 合格者数 1,041人 {6.2%}
ちなみに私の合格年
平成22年 願書提出者17,583人 合格者数 1,576人{9.0%}
もう15年前とかになりますね。このとき有資格者を増やそうという機運が高かった時期で
合格者数が多かったと見えます。
今は受験者数が15年前と同じくらいになり、かつ合格者数は1000人程度と500人少ない状況になっていますね。
割合にして2.8%です。
小さいようで、この間にかなりの壁を感じます。
昔だったら合格していた人からさらに3分の1落とすとも見えますから。
リーマン・ショックで就職浪人が出たことをきっかけに
合格者を減らしすぎて受験者が減少した平成後期から
令和になって、徐々に安定した運営になり、
受験者は徐々に増えてきたといったところでしょうか。
今も昔も万人に勧められる試験ではない
じゃあ私が合格するのに楽だったかと言えばそんなことはありません。
3年かかりました。
その3年のうちに同級生は就職し、金を稼ぎ、結婚したりなんだりというものすべて後回しにして、です。
その上リーマン・ショックで就活に大変苦労しました。
当時はもうちょっと早く受かっていれば、就活楽になっただろうなとか考えましたが
入ったら入ったでまた大変そうなので、やっぱりバランス取れてるなと感じます。
今は資格を取ること自体が難化しているので、それも良し悪しだと言いたいところです。
私の時代よりも、もう1歩、2歩踏み込んで勉強しないと受からないのでしょうから。
凡人にはキツいですが、逆に視野を広げて公認会計士以外のキャリアでやりたいことがあれば
ホントにそれで良いです。
ずっと監査だけのキャリアの人もほぼいない業界ですから。
{編集後記}やっぱり公認会計士試験の話題は自分の記憶でも強烈体験だったので時間を忘れて書いてしまいますね。
まあ、15年ぶりに大学院の先生に会う、という機会は勉強しなければなかったご縁ですので頑張った自分と今の自分、来てくださった先生に感謝!
今日はランニング予定
昼ご飯は鶏むね肉ステーキ予定
■相続相談