会計大学院回顧録② 予習が出来るようになると勉強は楽しい

大学院生活に慣れてきて私は、在学中(2年次)に合格できるように目標をたてて、勉強しました。

そして、それは叶いませんでした。

勉強すればするほど、試験範囲の広さ、インプット、アウトプットの量に圧倒され、大げさに言えば絶望感が日に日に増す生活でした。

  1. 授業(1回分がだいたい2.5時間)をコンスタントに受けておらず、復習が追い付かない
  2. 模擬テストで点数が取れない(3割もとれない)
  3. 生活リズムが悪い

まさに悪循環でした。

5月に1回目の短答式本試験があるのですが、だいたい合格ラインが70%の得点率です。

私は、(うろ覚えですが)確か53%ぐらいだったと思います。

余裕の落第点でした。

1ヶ月ぐらいふて寝しました。

受からなかったのは予備校が合わなかったということにして、別の予備校に通うことを検討しました。
(大原、LEC、クレアール・・・)

しかし、中国出身の同級生マイ(仮名)君が私を諭して(叱って)くれました。

「沢田さんどうしてTACから変えるの!私なら絶対前と同じにするよ。予習できるでしょ!」

別の予備校に通うと、また違った解釈や流儀に慣れるために時間がかかる。
それより、前使ったテキストを使って、分からなかったこととか、先生のメモ書きを書き込みながら予習したほうが
授業が頭に入ってくる。

落ち込んでいたり、弱っているとそういったことも気づかなくなってしまっていました。

予備校の授業の予習→授業を受ける→ 問題を解く→ Access(朝8時から行われるテストの総称) の予習をする→問題と Access の間違えたところを復習する→アクセスを受ける → 答練の予習をする → 問題とアクセスと十連の間違えたところを予習する → 答練を受ける →全答練の予習をする →全ての問題の間違えたところを予習する→ 全答練を受ける →全答練の間違えたところを復習する →他の予備校の全答練を受ける→結果はあまり気にしない。

小さいものを積み重ねて大きい所に集約していくイメージで勉強していき最終的には 本番の試験で受かるように全体的に満遍なく勉強をしていきました。

科目に応じて点数が違うので日々の勉強もその点数に応じて時間配分をしてその範囲でできることを勉強していました。

睡眠時間や食事の時間を除いて純粋に勉強できる時間は10時間だったので自分の場合はその10時間の中でできる範囲のことをしていました。

自分でも良い循環が回っていることがわかりテストでも良い点がだんだん取れるようになって来ました。

だんだん勉強が楽しくなって 力はついていくことを実感していました。

しかし、合格するかどうか微妙なラインのまま、

私が2年生の時初めて短答式試験が12月にも受験できるようになり、その試験を受けました。


 

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